日本でさ。

2011年12月29日 日常
大きな大会とかやってみたらいいのに。年始とかにでも。
毎年開催でMTGJAPAN主催(若しくは有志による)、プロツアーやGP以外の権威ある大会とかがあれば、みんなそれに向けて気を吐くんじゃないかな。
現状、特に普段忙しくて(又は付近に店舗がない地域にいて)FNM等に参加できなくても、地域予選を格都道府県で実施、上位者へ本選のシード権利を付与、他参加者は当日予選から参加・・・みたいな。まぁレーティング(PWP)があるのでややこしいかな?
他のスポーツを観てると、天皇杯みたいな大会があってほしいと思うわけで。正直、PWPや以前のレーティングシステムはややこしくて、もっと明瞭な方式でもいいと思うんですよ。
単純に、この大会で何位に入ればこの大会に出れますよ、ぐらいでいいんじゃないの?と。ポイント計算しながらFNMとかに参加だけして、参加賞でポイントゲットーとか、げんなりする筈。それじゃMTGがやりたいのか、大会に出たいのかわかんない。みんながみんなそういうスタイルでやってるわけではないんだし。これは「楽しむ」度合いがそれぞれあるけども。
でもやっぱり厳しいか。そもそもFNMも参加人数が定数ではないし、大人数の大会のトップ8と少人数のトップ8で与えられるものが同じ、というのはまずい。じゃあ、ということで人数で割ると、正直計算が面倒。僕が面倒ってだけで、みんなはそうではないのかもしれないし。
ただ、MTGをやろう、と興味を持った人が、目標にするようなものがないと思うんですよ。そんなの地域大会で勝ちたいです、でもいいじゃない?とも思うけど、「俺はGPとかツアーとか知らん、国内大会の優勝が欲しいんじゃ!」、みたいな人、「海外まで行くのはちょっと・・・」、という人がいると思う。
それに国内でのコミュニティーも増えるんじゃないかな。毎年恒例の大会で、遠方の友人と会ったり、新しい友人を見つけたり、恋のお相手も見つけたり・・・最後のはアレだけど、やっぱり「恒例行事」というのは大切で、一年の計画に組みこみやすくなる。成人駅伝や市民マラソンを楽しみに、目標に一年頑張るようなものです。
僕に言わせれば、MTGは開かれていない、もっと言うと閉鎖的に感じてしまいます。大会に出ても、大会のルールや店舗ごとの決まり、慣習を基本的に教えて貰える機会が少ない。リミテッドなんかはコツがいるし、構築戦にしても右も左もわからない。予算を絞っている場合が多い(と思う)初心者には、「やって覚えろ」では授業料がかかりすぎる。更に店舗の中心的プレイヤーや店員なんかがコミュニケーション能力に乏しい方だったりすると目もあてられない。
加えて、公認店舗以外での大会やイベントは行いにくくなり、触れる機会も減少。そもそも興味を持ってもらえる機会自体が少ない。遊戯王とかヴァンガードとか、ああいう宣伝があれば別だけど。
つまり、少ない機会を得て興味を持ち、店舗に行き、教えてくれる先輩(グループ)を見つけなければいけない。マイナー競技の条件が見事に揃ってる。MTGは相手がいないと遊べないんだから、一人で練習するのも難しいし、正直お金がかかる。費用がかかり、かつ競技人口が少ない。これでは周知するのも難しいし、できたとしても取り込むことも難しい。
自分は別にMTGが凄く有名になってほしいとか、人が少ないからダメだとかは思ってない。でも、MTGは1993年に発売され、18年の歴史を持つ。一つの企業が18年も同種の商品を売り続けるのは凄いことだ。会社とユーザー、双方の力でここまで発展してきた。叶うなら、これからもずっと歴史を重ねていってほしい。その先には、チェスや将棋、トランプのように、一般的なツールになる未来だってあるかもしれない。そういうのもアリじゃない?と思うのはおかしいのかもしれない。それでも、これからもMTGが存続していくために、「規制」ではなく「展開」していくことが必要なんじゃないかな。そんな毒にも薬にもならないしょーもないことを思った。
もうすぐ2012年。

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